NLPとは、会話の中で使うことのできるものがたくさんあります。
ラポールについては、前回お話しましたが、
具体的なラポールの築き方を一緒に学んでいきましょう。
まずは、NLPのコミュニケーションテクニックの基本の
「ペーシング」について学んでいきましょう。
イメージとしては、相手と自分の調和です。
見た感じも、無意識レベルの心理的な部分も、
相手と調和していきます。
その為に、まずは形から相手に合わせていきます。
NLPとは、そのような方法で、相手との信頼関係を築くこともできるのです。
そして、次のようなイメージをしていただくと、
とても分かりやすいかもしれません。
自分よりも、早口の人に対して、コミュニケーションを取る際ですが、
NLPのペーシングでは、次のように行います。
相手の話し方のスピードに合わせます。
合わせながら、相手とのコミュニケーションで、
心理的にも調和を築けたら、次第に自分の話すスピードに戻します。
徐々に分からない位に、いつの間にかです。
すると、最初はNLPのペーシングで相手に合わせていたのに、
いつの間にか、自分に合わせてもらっている状態になるのです。
つまり、コミュニケーションのうまい人は、
どんなに話し方が、早口、ゆったり、強い、荒々しい、
弱々しいなどのの様々なタイプの方へ、合わせることができます。
しかし、普通の人はそれを行うと疲れます。
そして、NLPのペーシングで、相手に話し方のスピードやリズムを合わせることで、
最終的には、無理なく自分のペースにしていくこともできるのです。
NLPとは、このようなコミュニケーションを基本としているのです。