NLPとは?はじめてのNLP入門(日本NLP協会 監修) > NLP活用法 – 教育で活かしたい

NLPとは?はじめてのNLP入門

入門2 NLPの使い方・活かし方 活用実例紹介

教育で活かしたい

  • 子育ての悩みを解消したい親
  • 生徒の意欲を高めたい教師、講師

生徒の意欲を高める(学校)


柱谷圭司(仮名)

職業:小学校教諭
年齢:32歳

現在、2年生を担任。
同時にサッカー部の顧問も兼任する。

これまでは

生徒の可能性を伸ばすために、これまでも努力をしており、
保護者の方からも、高評価を頂いていた。
しかし、さらに効果的な生徒指導を目指すために、そのための情報を集めていたところ、教育に使えるNLPといったインターネットの記事を発見する。

そこで、子どもの能力を引き出すための潜在能力の伸ばし方について、知る機会ができ、さらに子ども心を育てる心理学に興味を持ち出した。
同時に、心理学の分野にNLPといったものがあることを知る。



NLP

NLPを教育現場で扱っている方は増えています。

こどもの能力を引き出すためには、心理学を勉強することは、
とても効果的であると言えます。
なぜなら、子どもはその才能を自分で発見することができないからです。
そこで、大人である教員などが、その能力を開くために、
NLPを使うことができるでしょう。

ちなみに、教育現場で活かせるNLPの手法として、
リフレーミングというNLPの手法があります。

NLPのリフレーミングとは、物事の考え方の枠組みを
大きく変えることによって、思考や行動を変えるテクニックです。
この手法を使うことによって、人の能力を引き出すことが、
より可能となってきます。

例えば、生徒の中に、一つの事を続けられない子がいるとします。
その様子を見て、イライラしてしまうこともあると思います。

しかし、その時にはNLPのリフレーミングを使って、
「一つの事を続けられない」⇒「好奇心旺盛」
といったフレームに変化させてあげるのです。

このような考え方の変化を起こすことによって、
生徒へのアプローチを変えることを行います。

その後

NLPを学ぶことによって、生徒によってその特性が違うことに、
さらに気付くことができた。そして、これまでとは違ったアプローチを持つことができるように。

例えば、一つの事が続かない子がいたとしても、一回呼吸をおいて、
これまでとは違ったアプローチで、働きかけることが可能になってきた。

試しに、色々な事に目移りしてしまうその子の行動に対して、「好奇心が旺盛なんだね」といった、その子の行動を認めるアプローチを取ることに。
結果として、認められた事によって、安心感を得たのか、その生徒は、一つの事に取り組むことができるようになった。

現在では、さらに生徒の能力が開花する瞬間に出会えることが増え、その事が大きな喜びになっている。


ポイント

子どもは、自分の能力に気付くことができませんので、大人である先生が、
その能力に気づかせてあげて、伸ばしてあげることができれば、素敵なことですね。

リフレーミングの考え方を知ることで、すべての行動には、
プラスの側面とマイナスの側面がある事を知ることができると思います。

リフレーミングに限らず、NLPの手法を学ぶことは、生徒指導の幅を
拡げることを可能とするでしょう。

● 生徒の能力引き出すリフレーミングを学ぶなら

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子育ての悩みを解消する(親)


西尾有紀(仮名)

職業:人材派遣会社 マネージャー
年齢:42歳

出産後、一時期仕事を離れるが、以前勤めていた人材派遣会社に復帰。
現在は、派遣会社で仕事の紹介を行うかたわら、人材の育成にも携わる。

これまでは

思春期の子どもを持つ母親。
仕事が忙しい中で、出来る限りのことはしてきたが、最近、子どもの様子がおかしいことに気付く。あまり、自分自身のことを話さなくなり、部屋に閉じこもることが増えた。

そして、学校で先生に反抗的な態度を取ったことが問題に。
その時は、行動が収まったものの、その後も、問題行動を繰り返す事に。
その時に、NLPの存在を知ることとなる。



NLP

子どもの問題は、一見すると子どもだけの問題のように
受け止められがちです。
しかし、子ども問題は、家庭全体の問題であることが多いのです。

これは、一つのケースとして聞いて頂きたいのですが、
問題行動を起こす子どもに多いケースとして、
「自分の存在を認められていない感覚」を持っている子がいます。
自分の存在を認めてもらえていないことから、自分の存在の意味を
見つけるために、問題行動を起こしてしまうことがあります。

また、もうひとつのケースとしては、家族内の不和のバランスを
取るために、非行行動を無意識に取ることも考えられます。

子ども自身の非行行動によって、結果として家族が一致団結せざるを得ない環境を無意識に作り出すのです。
ですから、子どもの問題は子どもだけの問題と片付けないほうがいいと言えるでしょう。

その後

子どもの問題について、向き合うことに。結果としてわかったことは、仕事が忙しいことから、家庭内で、ゆっくりと時間を取ることが難しかった。
また、共働きであるために、家族のまとまりが中々持てなかったことも、一つの要因であると考えられた。

その後、子どもの心のケアをする事だけではなく。家族全体の一体感を持つことを考えた。子どもだけではなく、家族全体で対話の時間を意識的に取るようにした。

結果として、子どもの行動を落ち着き、以前よりも、明るい様子となった。


ポイント

子どもとの関係で悩む親御さんは多いと思います。
特に、思春期というのは子ども自身のセルフイメージの模索の時期です。
ですから、特にその傾向が強くなってしまうのではないでしょうか。

そこで出来ることは、うまくラポールを築くことです。

ラポールの築き方は、色々な方法があると思いますが、子どもの成長に合わせた
ラポールの取り方を心がけていきたいと思いますね。

● 子供との関係改善に役立つラポールを学ぶなら

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