NLPとは?はじめてのNLP入門(日本NLP協会 監修) > NLP活用法 – コーチ・カウンセリング・セラピー向け

NLPとは?はじめてのNLP入門

入門2 NLPの使い方・活かし方 活用実例紹介

コーチ・カウンセリング・セラピー向け

  • コーチング、カウンセリングを高めたいコーチ、カウンセラー
  • セラピーを学びたい

コーチング、カウンセリング力を高める


中山俊介(仮名)

職業:住宅メーカー 販売営業(管理職)
年齢:37歳

賃貸の仲介業を行う会社で営業を10年勤め、
現在、住宅メーカーにで建売住宅の販売に携わる。

これまでは

自分が管理している部下が増えてきており、現在の自分のキャパシティーでは、限界があると感じることが増えてきた。その時に、以前から知っていたコーチングに興味を持ち、この機会に勉強をしてみることにした。

しかし、コーチングは内容が雑多な為、ポイントが掴めず挫折。その時に、NLPがコーチングの手法と似ている、ということを知り、改めて勉強をしてみることに。



NLP

NLPとコーチングは、その手法がかなり似ています。
クリントン大統領は、コーチングの為に5人のNLPトレーナーを付けていたほどです。

コーチングは、適切な質問や対話を通して、相手の中にある答えを気づかせるテクニックですが、意味が幅広いので、初心者の方は、
全体像をつかむまでに、時間と労力がかかってしまうでしょう。
そこで、全体像の概念がしっかりしているNLPから、学ぶことは
得策であると言えます。

さて、NLPコーチングの手法を紹介したいと思います。

NLPのコーチングで、とても基本的なものに、
クライテリアというテクニックがあります。

クライテリアとは、価値基準(大切にしていること)のことですが、
目の前にいる相手が、人生や仕事において、大切にしている事を
知るために使われる手法です。

適切な質問をすることで、相手の価値基準(大切にしていること)を
知ることができ、相手自身も自分の価値基準(大切にしていること)に
気付くことができるようになるのでしょう。

その後

NLPのクライテリアを実践することによって、部下が大切にしていることを理解することが容易となった。そして、相手が何を考えているのかを、コーチングの質問をすることによって、引き出すことに成功。

また、部下が持っている価値観を大切にすることから、部下とのコミュニケーションも濃密になった。時間をかけずに、チームの雰囲気作りをすることにも成功。


ポイント

人によって、価値観は違いますから、どのような事に、モチベーションを上げるのかを
知ることができると、とても効果的なマネジメントをすることができるでしょう。

その点で、コーチングの効果的な質問によって、相手のクライテリア(大切にしていること)を引き出すことは、とても意味のあることです。

労力をかけずに、相手に響く言葉の使い方を習得することができるようになってくるでしょう。

● コーチングで役立つクライテリアを学ぶなら

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セラピーで嫌いな相手を受け入れる


岡崎佑二(仮名)

職業:通信会社 営業
年齢:32歳

家電メーカーでの営業を経て、
現在の通信会社で主に法人向けの営業を行う。

これまでは

これまでは、今の職場に全くと言っていいほど、不満や問題がなかったのだが、新しく新任でやってきた上司とのそりが全く合わず、イライラとネガティブな思いが募る。
自分でも不思議な程に、毛嫌いしてしまう相手であるために、どうすることもできず、転職も考えていた。

その折、NLPセラピーを知り、対人関係の問題を解消することも
できることを知る。

これまで、セラピーに対して怪しいイメージを持っていた為、
敬遠をしてきたが、試しに学んでみることにした。



NLP

対人関係のトラブルには、セラピーの考え方を使う事が出来ます。

例えば、セラピーの考え方の中には、特定の人にイライラしてしまう
理由として、そのイライラしている相手の中に、
自分が毛嫌いしている自分自身を見出してしまうから

といった考え方があります。

つまり、その嫌な相手は、嫌な自分を映し出している鏡であるわけです。
しかし、抑圧状態であることは、精神衛生上あまりよくありません。
そこで、NLPのセラピーを使って、対人関係の問題を
解消することを行います。

その後

NLPを使ったセラピーを行うことで、自分の無意識との対話を行う事に。その結果としてわかったことは、毛嫌いしている上司と自分の父親が似ていることに気づく。

自分の父親は権威的な人物であり、幼少期から認めてもらうことが、出来なかった時の感情とその上司に抱いている感情が似ていることに気づいた。
また、自分の中に父親と似ている点がある事にも、嫌悪感を抱いていた。
そこで、その感情との対話を行うNLPセラピーを行った。そして、それまでの心のイライラは解消される事に。

上司との人間関係は、解決することとなり、信頼関係で結ばれるいい関係となった。また、これまで中々解消することが出来なかった父親との関係も解消することとなり、頻繁に連絡を取り合うことに。

また、自分の中での心の葛藤が消え、自分の行動と思考に一貫性を持つことができるようになった。


ポイント

対人関係の問題で、NLPセラピーを活用することができます。そのNLPのセラピーの手法として、一番に挙げることができるのが、
NLPコア・トランスフォーメーションです。

セラピーの考え方では、すべての行動の根底には、なんらかの意味がある、
という考え方を挙げることができます。

ですから、対人関係の問題を抱えているとしたら、セラピーの手法を
使ってみることをオススメします。

● 苦手な相手を受け入れたいなら

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